症状・治療例 |
かぶれ（接触性皮膚炎）

皮膚科に来院される患者さんの中で一番多いと思います。

　接触性皮膚炎とは、刺激性のものとアレルギー性のものがあります。

　刺激性のものは、製品そのものが粗悪（香港や韓国で買ってきた偽ブランド化粧品等）を使ってすぐにかぶれるものです。これは使い出してすぐにかぶれるので、誰でも分かります。

　厄介なのは、アレルギー性のかぶれです。これはアレルギーが成立してかぶれるもので、（使い始めてすぐにかぶれることはない）よくおばさんが、この化粧品は10年も15年も使っているのに…とか言われますが、長く頻回に使っているものほど、感作されやすい傾向があります。

　当院では、何にかぶれたかを調べるために、"パッチテスト"をよくやっています。

　お使いのもの（化粧品・洗顔料・シャンプー等）を持ってきてもらい、腕に貼り、2日後に来院してもらい、反応しているかどうか判定すると言う検査です。薬を塗って治りましただけでなく、当院では原因追求の"パッチテスト"を勧めています。