随想
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沖縄 久高島にて

 この年末年始は沖縄で過ごしました。私は若い頃の一時期、沖縄の離島で診療をしていたことがあります。午前中は診察、昼からは午前中に見つけた腫瘍の手術という日々を送っていました。毎日毎日忙しく、村から貸与されていた車でウロウロするということはありませんでした。
ナースは、地元出身で島に戻ってきた人ばかりで、献身的に働いていました。手に負えない病気は名護にある県立北部病院へ、緊急を要するものは、琉球大に電話して助けて頂きました。どこの公民館にもある電話は、全国へ島民なら誰でも無料でかけ放題で、やはり沖縄は違うなと思いました。

 色んな沖縄の離島を、その後も旅しているのですが、今回は久高島という小島に行きました。ここは人口わずか280名です。島には県立南部医療センター付属の診療所がありますが、入院はできませんし、いわゆる老健、特養、老人ホームといった施設もありません。様態が悪くなると沖縄本島へ久高島から行き、ご遺体が島に戻ってくるという状況です。島の人は、なんとか最後まで島で過ごせる施設 を造りたいと考えられています。
そこで、島おこしの会社を作り、ガイド組合や旅行者の簡易宿泊所、食堂などを運営され始めました。
久高島は、沖縄発祥の地とされており、島に私有地はなく皆の共有地となっています。旅行者が足を踏み入れてはいけない聖地もあります。

 貸自転車でウロウロしましたが、暖かくて半そでになりました。巨大なビニールハウスを何ヶ所も見つけたので、中をのぞくと「海ぶどう」を水槽の中で育てていました。周囲8km程の島で昔の沖縄ののどかさが残っていますし、やはりまばゆいコバルトブルーの海が印象的でした。

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