随想
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岡山にて

 この春に、高校を卒業したひとり息子が国立の医学部に入学したので、全国の学会に又参加できるようになりました。(結構勉強の手伝いに手間がかかった。新入生代表に選ばれたという栄誉なことにもなった。学力試験の成績がずば抜けていたわけではないので、面接の評価が高かったと思う。(母親にそっくり)
私の頃には入試に面接はなく、各学年2~3名、患者さんの前に出せない人がいました…。解剖の時だけ学校にやって来て、ご遺体を目を輝かせて切り刻んでいるとか、教授の前で反抗的な態度をとり先生を呼び捨てにするとか…。そういう人は、臨床には行かない基礎研究に進むなら卒業を認めるという条件で卒業していました。
近頃は、そういう人達が、入学前の面接で落とされているのだと思います。私の友人でものすごく気のよい売れない小説家がいます。塾の講師もしているが、生活が苦しいので、医学部を受け、学力試験は優秀な成績でしたが、面接でズケズケと本音をしゃべり不合格となってしまいました。私も今、医学部を受けたら、好きなことをそのまましゃべる性格なので不合格になると思います。)

 私はいつも夜9時半に眠り、朝4時半頃起き、朝刊を読み、医院へ行き、前の日に診察したカルテを1枚1枚チェックするという生活をしています。旅先でも4時半に目が覚めるので、学会でモーニングセミナーの始まる8時半までを散策の時間にあてています。岡山では、まず早朝に岡山大医学部のキャンパスに向かいました。岡山大医学部は旧制6医大という歴史と伝統のある医学部で、建物は古色蒼然としていました。
新しい医学部はどこも職員と学生は入校カードがないと中へ入れないシステムになっていますが、岡山大は勝手に中へ入ることができました。先人の築きあげてきた古びかりのする教室で勉強、研究をするにはいいなと感じました。その後、旭川に沿って後楽園、岡山城の回りをぶらっと一周しました。体操や散歩をしている人に結構お会いしました。川のある風景に落ちつくなと思いました。
岡山は100万近い都市ですが、医学部周辺は古びた雰囲気で、食堂とかも多くありました。こういう落ちついた伝統のある医学部で勉学に励むのも良いと感じました。

 岡山も色々なところを訪れていますが、最もおすすめは、山深いところにベンガラ色の家が軒を連ねる吹屋です。
高梁の街はずれの山上にある備中松山城も印象深いものがあります。レンタサイクルで吉備路を回るというのも、のどかで岡山らしいです。穴場でおすすめの温泉は和気鵜飼谷温泉です。ここは安いわりに設備が整ってます。

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