随想
随想

知床にて

 私はたいていの夏休みは、北海道に滞在することにしています。今夏は世界遺産知床に行きました。知床五胡を歩いたり(今夏から入場規制に環境庁がしている。京大生時代、夏休みは北アルプスで環境庁や林野庁の自然パトロール員をしていた)、波しぶきを浴びながら小さなクルーザーで知床岬に行ったり(途中、親子グマを4、5回目撃した)しました。

 若い頃、沖縄の離島の診療所にいたこともあるので、旅先の僻地の診療所を訪ねるクセがあります。知床には西にウトロ診療所、更に羅白診療所がありました。どちらも北海道立でした。ウトロ診療所は、隣に医師宅がありました。扉に38.5℃以上の発熱、咳が激しい人はいつでも呼び鈴を鳴らしてくださいと貼っておられました。日本の最北東の地に立派な医師がいるものだと感じました。

 羅白診療所は、夏休みにもかかわらず開いていました。患者さんが誰もいなかったので、話をしました。ひとりで対応できない患者さんは、1時間半程の標津町立病院に運び、一刻をあらそう患者は釧路市民病院に搬送するとのことでした。ナースは皆、地元の人です。沖縄もそうでした。とんでもない病気が多く、午前診察、午後手術という日々を昔、私も送っていました。大きな手術をし、もう半分はまた次来た時にしますからとオバアに言い残して、まだ約束がはたせてないのが心残りです。 

随想集

アクセスアクセス

住所

〒654-0131
神戸市須磨区横尾1-8
(神戸市営地下鉄妙法寺駅前)
来院の案内地図

TEL/FAX

TEL 078-742-4112
FAX 078-741-4114

お車でご来院の方へ

大型駐車場あります!
お車でご来院の方は、リファーレ駐車場をご利用下さい。
駐車券を提示いただければ
90分無料チケットをお渡しいたします。

TOP